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ハットリブログ

Creative Consideration


広告代理店クリエイティブ

→外資系エージェンシー→IT企業マネジメント

→データマーケティング・カンパニーというキャリアから考察する

今と今後のクリエイティブなど



おじさんたちも面白動画を求めているのだろうか?

そんなにヒマじゃないとは思うんですけどね。

 

というのが私の答えです。

 

ちなみに海外の方ですが、非常に影響力のあるクリエイティブディレクターの方の記事によると

 

デジタル世界では「広告」は無意識のうちに排除されてしまうので、企業が提供する動画はブランデッドな(≒それなりに企業の理念に根ざした)「エンターテインメント」であるべき

という主張なのですが、私はいかがなものかなぁと。

 

もしかするとこの方、デジタル世界には「広告」と「エンターテインメント≒ひまつぶし」しかないと考えてるんじゃないかなぁと。

 

でも、人がウェブにアクセスしてるときって、面白動画的なひまつぶしを求めてるときも多いですけど、それと同じぐらい「情報」を求めてる気分の方も多いんじゃないかなぁと私は思うのです。

 

たとえば自分の場合なら、がっつり調べるような気分じゃなくても「前から気になっていたオープンソースを導入してみた」みたいな話とか、「海外で話題のファシリテーションのメソッドを部会でやってみたら」みたいな話があったら、気になってずっと見ちゃうとか、そういうことが多いわけです。

 

おじさんは基本ビジネスマンなので日常のティップスみたいなものではなく、デスクの整理術みたいなことでもなく、もっと自分の仕事の根幹に役立つ情報を日々求めているし、そういう情報には休日だろうと電車の中だろうといつでも無意識に反応する準備ができているのです。(その反応速度が早くて取り入れ方が柔軟な人を「仕事ができる」と呼ぶのでしょうし)

 

これを企業のコミュニケーション戦略に役立つ形に落とし込んで考えてみると(それが私の商売なので)、各企業が自分たちの「ビジネスに関する情報」をもっと効率的・効果的に世の中に展開する方法はないものかを模索すること、実現することが現代のクリエイティブ、クリエイティブ・コンサルティングに求められていることだと思います。

 

もちろん、文中で紹介した海外の有名CDの方だって(メディア向けの意見としてちょっと極端に振ってるってこともあるとは思いますし)「次に流行りそうな面白動画はなんだ?」なんてことを一日中考えてれば仕事になるなんてほど、

 

そんなにヒマじゃないとは思うんですけどね。