ブランディングとはなんですか?
「好きになってもらうこと」です。
というのが私の答えです。
ちなみに師匠の著書(大ベストセラーです)では、
「(その企業・サービス・商品に結びつく)気持ちのいい体験」となっていたかと思うのですが、私が企業コミュニケーションの情報設計をするときにはもう少し単純化して、「ブランディング=好きになってもらうこと」と考えるようにしています。
・知っている人には好感を持ちやすい(=認知向上戦略)
・信頼出来る人が褒めていると好感を持ちやすい(=口コミ戦略)
・顔を合わせる回数が多い人には好感をもちやすい(=フリークエンシー戦略)
・自分に似た嗜好の人を好きになりやすい(=共感によるブランディング戦略)
・びっくりするとその拍子に恋に落ちやすい(=クリエイティブのインパクト)
こう考えていくと、さまざまなコミュニケーション施策が、マーケティングツールやフレームワークによる数字の積み上げではなく、血の通った「行ない」としてとらまえることができるような気がします(しませんか?)
というわけで、私の考える「ブランディング」とは
あなたの会社やサービスや商品を(できる限りあなたが好かれたい人に)
「好きになってもらうこと」です。