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ハットリブログ

Creative Consideration


広告代理店クリエイティブ

→外資系エージェンシー→IT企業マネジメント

→データマーケティング・カンパニーというキャリアから考察する

今と今後のクリエイティブなど



「書いたら叶う」について。

最近はめっきり減ってしまいましたが外のメディアに寄稿する際に、必ずライフネット生命出口治明会長のことを書いてしまうので、

 

「ハットリさん本当に出口会長好きですね」と言われるのですが、

 

前回のブログで出口会長にお願いしたお仕事のことについて書いて、

「あぁまたお話聞きたいなぁ」と思っていたらなんとパタパタパタっと物事が進んで

近日中にまた会長のお話きける機会にたどり着きました。

 

自分が動けば何かが動く。

それが「書く」という静的な行為であったとしても。

 

 

www.youtube.com

 

 

あまりにうれしかったのでビジネスブログとは趣旨が逸れますが

書き記しておきます。

 

 

地方自治体の動画は「見られること」を目的にするべきではない。絶対に。

読売オンラインの記事です↓

 


ヘビメタ、怪獣、シンクロ、アニメ、ゲーム風 etc.といった、奇をてらった地方自治体のPR動画は「テレビやネットで話題になることだけを過激に追求し」「本来の目的だった”地域ブランドの構築”が、なおざりになってしまっている」という内容。

 

これ、激しく同意いたします。

 

私、広告業界に長く身を置いているのでこの記事で例に上がっていたような動画を見ると

「みなさんの町には”素晴らしい自然があります!特産物があります!ただその存在が知られていない。ならばまずノイズを起こして注目してもらう。そうやって振り向いてもらえればあとはこの町本来の魅力が見る人を虜にします!」的なプレゼンをするCDの姿が目に浮かぶのですが、

 できれば自分の出身の町はこういうのに引っかかって大事なお金を溶かしたりしてないといいなぁと思います。

 

だって「こっちを見てくれさえすれば魅力に気づいてくれるからとにかく突飛なことをして振り向かせるのだ!」ってストーカー型のファンと同じ構造じゃないですか。

 

でも地方創生の目的って(観光客の誘致ももちろん大切ですが)究極的にはその土地を好きになってもらって移住(帰郷も含む)してくれて家族を増やしてくれて産業に携わってくれることだと思うのです。つまりそれって移住するほうからするとそれなりに人生がかかってるってことですよね。

 

前述の例えに落とし込むと、メチャクチャなノイズを出してこちらの気を引こうとするストーカーと目が合ったとして、その人と結婚するか?その人に人生かけられるか?っていったらちょっと考えちゃいますよね。逆に難しくなるっていうか。

 

 で、じつは私、地方自治体のPR系のお仕事に携わっています。


八頭町は鳥取県の小さな町です。過疎は進んでいるし、人口推計では将来的な消滅可能性も示唆されています。でも、ただ座して死を待つわけにはいかない。現状を打破しなければいけない。

で、これ(=少子高齢化や労働力不足、経済のシュリンク)って日本のすべての地方都市(というか日本そのもの)がこれから直面する、そして打破しなければいけない問題なんですよね。

 

そこで私が立てたのが

「これかの日本のことをやっています。」

というコンセプト。(ちなみにこれがそのままキャッチフレーズになりました)

 

このコンセプトのとおり八頭町は自動運転の実用実験に町を開放したり、ドローンによる建設インフラ点検の実験施設を作ったり、と、少子高齢化と労働力不足をITで乗り越えようという日本の未来に先駆けるべく、知恵と工夫とテクノロジーとイノベーティブな発想を駆使した現状打破へと踏み出しました。

 

動画も制作しました。

コンセプトに共感してくださった方々による「イノベーションでこれからの時代を切り拓く」人へのメッセージ・インタビュー動画です。

 

怪獣もシャンソンジャパニメーションも出てきませんが、無名の小さな町の取り組みとは思えないほど豪華な方々がご出演を引き受けてくださいました。

 

”派手な”PR動画の数十万、数百万というPVには及びもつきませんが、それでも地方自治体が制作した動画としてはなかなかの成績を上げていますし、その数字は今も少しずつ伸び続けています。

 

「これからの日本のことをやっています」というコンセプトに注目していただき、

キャリコネさんとご縁が生まれ

 

 

というような形で特集が生まれました。(もっとも尊敬する経営者の一人、ライフネット出口治明会長にもインタビューができました!)この特集経由で全く新規の一万人以上の方々が八頭町のサイトを訪れてくださいました。

 

 県内の最有力企業である銀行グループが積極的に音頭をとって廃校をリノベーションしてIT系のベンチャー企業に格安で提供する特区的施設を作る事業会社が生まれました。すでに複数の入居企業が決定しています(県外から来る新しい企業です)

 

もちろんここがゴールなわけではなくここからが本番ですが、いまのところ八頭町は「おもしろ動画」ではなく「伝えるべきことをきちんと伝えるコミュニケーション設計」で成果をおさめはじめています。

 

タイトルにも掲げましたが、地方自治体の動画は「見られること」を目的にするべきではないと私は考えます。経験と実績から「断言します」と言ってもいい。

 

ちなみに、私、八頭町どころか鳥取県の出身でもなくて、じつは40歳を過ぎるまで足を踏み入れたことすらありませんでした。

が、この仕事をやってるときにはずっと「ここが自分の地元だとしたら、こういう風に見られる町になったらいいなぁ」という想いで携わっていました。

 

もしも私の地元の町(村?)の創生に携わる人がいらっしゃったら、あのときの私と同じような気持ちで手がけてくれたらいいなぁと思います。

未読の本を仕事に活かす方法

という内容のセミナーに行ってきました。

タイトルからはふざけた臭いが漂いますが

ペンシルバニア大学でも認定されているちゃんとしたやつです。

 

主催している方に迷惑がかかるといけないので内容を詳細に書くようなことはしませんが、基本は「本のタイトルには全てが凝縮して詰め込まれている」という前提に基づいて、

自分の問題・課題を明確に絞ってタイトルと目次から内容を想像して自分なりの解答を導く、というフローで進みます。

 

正直、そこまで期待しないで参加したのですがものすごく面白くて役に立ちました。

(業務でやるワークショップにもこのエッセンスを導入中)

 

で、このワークショップ中に思ったのですが「”読み手=潜在顧客”の悩みを解決する方法が入ってますよー!」というシグナルがタイトルに上手に埋め込んであると、読んだ方の満足度が上がるっていうことが改めて腑に落ちました。

(あるレベル以上の書き手、作り手にとっては言わずもがなのことなのでしょうけど)

 

煽りとか疑問形とか数字を入れろとかそういう表面的なタイトル術(だけ)では、やっぱり中長期的な関係を構築するには至らないということも。まぁ当たり前ですけど。

 

で、私はこのセミナーでいまベストセラーになっている「GRIT〜やり抜く力〜」を使ったのですが、読んでないのにそこで得た知識のおかげでひとまず1ヶ月間、10回、ビジネスブログ書き続けることができました。

 

ちなみにこういう本もあるそうなのですが、私はこの本、まだ読んでないです。

 

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頭に浮かんだあの人の本当の姿を知っていますか?

見方によっていろいろ変わるのが普通ですよね。

 

というのが私の答えです。

 

先日、DIGIDAYに出ていた記事なのですが

記事タイトルのとおり、アトランティック社は自分たちのコンテンツに接触してくれる人を「読者」ではなく「顧客」と捉えるようにコミュニケーションをシフトして成功しているそうなんですね。

 

(ちなみにアトランティックっていうのは150年以上の歴史がある老舗出版社。デジタルシフトに成功して復活した代表例です)

メディア・パブ: 153年の老舗雑誌「Atlantic」、デジタル強化で勢い復活

 

この考え方って、逆から眺めるとそのまんまコンテンツマーケティングの構造なんですよ。

 

つまり、あなたの顧客(潜在/健在)は、あなたのビジネスに関わる記事(コンテンツ)の読者である(少なくとも成り得る可能性は高い)という意味で。

 

で、以前のブログでも触れましたが、

仕事に熱心な人ほど、常に自分のビジネスに関わる情報への反射神経が鋭く、アンテナの感度も高い。要するに通勤電車モードでも、家でくつろいでるモードでも、トイレに入ってるモードでも、瞬間的にビジネス脳スイッチが入る、入れられる。

 

とするならば、「顧客はどこにいるんだ?どこで出会えるんだ?」というストレートな顧客seek発想だけに囚われず、それと同時にあなたにとっての理想的な顧客として頭に浮かぶあの人を(一つの切り口から見るのをやめて)別の視点から捉え直して、その「別の顔」に接触する方法を考えてみれば新たなコミュニケーション戦略への突破口になる、というわけです。

(その切り口探しには「デザイン・シンキング」が有効なのですが、その話はまた別の機会に)

 

自分のことに置き換えてみればよくわかると思うのですが、あなたご自身も「◯◯業界の会社員でしょ」なんて決めつけられたらあんまり気分は良くないでしょうし、そんなの

 

見方によっていろいろ変わるのが普通ですよね。

 

 

 

 

おじさんたちも面白動画を求めているのだろうか?

そんなにヒマじゃないとは思うんですけどね。

 

というのが私の答えです。

 

ちなみに海外の方ですが、非常に影響力のあるクリエイティブディレクターの方の記事によると

 

デジタル世界では「広告」は無意識のうちに排除されてしまうので、企業が提供する動画はブランデッドな(≒それなりに企業の理念に根ざした)「エンターテインメント」であるべき

という主張なのですが、私はいかがなものかなぁと。

 

もしかするとこの方、デジタル世界には「広告」と「エンターテインメント≒ひまつぶし」しかないと考えてるんじゃないかなぁと。

 

でも、人がウェブにアクセスしてるときって、面白動画的なひまつぶしを求めてるときも多いですけど、それと同じぐらい「情報」を求めてる気分の方も多いんじゃないかなぁと私は思うのです。

 

たとえば自分の場合なら、がっつり調べるような気分じゃなくても「前から気になっていたオープンソースを導入してみた」みたいな話とか、「海外で話題のファシリテーションのメソッドを部会でやってみたら」みたいな話があったら、気になってずっと見ちゃうとか、そういうことが多いわけです。

 

おじさんは基本ビジネスマンなので日常のティップスみたいなものではなく、デスクの整理術みたいなことでもなく、もっと自分の仕事の根幹に役立つ情報を日々求めているし、そういう情報には休日だろうと電車の中だろうといつでも無意識に反応する準備ができているのです。(その反応速度が早くて取り入れ方が柔軟な人を「仕事ができる」と呼ぶのでしょうし)

 

これを企業のコミュニケーション戦略に役立つ形に落とし込んで考えてみると(それが私の商売なので)、各企業が自分たちの「ビジネスに関する情報」をもっと効率的・効果的に世の中に展開する方法はないものかを模索すること、実現することが現代のクリエイティブ、クリエイティブ・コンサルティングに求められていることだと思います。

 

もちろん、文中で紹介した海外の有名CDの方だって(メディア向けの意見としてちょっと極端に振ってるってこともあるとは思いますし)「次に流行りそうな面白動画はなんだ?」なんてことを一日中考えてれば仕事になるなんてほど、

 

そんなにヒマじゃないとは思うんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B to B企業は営業リードを食い潰していくしかないのか?

みなさんはそう思っていらっしゃるようですが…。

 

というのが私の答えです。

 

てことは私の意見は違うってことなのでちょっと書きます。

 

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日本の経済そのものが成長しているときにはそれに比例して各企業の(シェアは変わらなくても)売上や利益も成長したわけですが、もちろんいまはそういう時代ではないので企業間でシェアの奪い合いになりますよね。

 

TVCMを打つような一部の企業は別にしてB to B企業のほとんどは日常なかなか、取引先および関係業界関係者以外の目に触れる機会がありません。(最近ではTVCMほどの予算はとれなくても「ウェブ動画なら」ということでいわゆる「バズ動画」施策を試みるB to B企業さんもいらっしゃいますが、正直あれ、あんまり効果があるとは…。私も広告業界のはしくれにいるのであまり大きな声では言えませんが)

 

となると、基本的には業界内のコネクションが新規獲得・営業リード拡大の武器となるのですが、逆に言うとそれ”しか”武器がないという状況も起こりうるわけです。(というかすでに頻繁に起こっています)すると、一時期営業戦略がうまくいかないとあとはジリ貧になるしか…。(で、タイトルに戻る、と)

 

でも、ちゃんと策はあるんです。実際、私(と私の会社)のクライアント企業さまはきちんと新規営業リードへの接触に成功できていますから。

 

その秘訣は、「B to B」とは考えず「自分のビジネスに関心が高い人向け」と捉えてコミュニケーションを設計すること。

 

たとえば私はクリエイティブ業界の人間ですが24時間その人格で生きているわけではなく、ほとんどの時間は「フツーのおじさん」として生活しているわけです。ただちょっとワーカホリックの気があるので接触する情報が自分の仕事がらみに偏りがちではある、と。

 

あとは、ウェブ・デジタルによるターゲティングの出番なわけですが、ここからの施策の組み立てが

の見せ所になるわけです。

 

B to Bビジネスモデルの新規営業リード獲得にお悩みの方はぜひ一度、ご相談いただけたらと存じます。(お問い合わせはサイドバーから)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いくつの言語で仕事ができますか?

5ヶ業種語 X 日英=10の言語で仕事ができます。

 

というのが私の答えです。

 

「ヶ国語」じゃなく「ヶ業種語」?くわえて「日英」?と思われた方、多いと思います

(というかたぶんみなさんそうですよね)ので説明します。

 

私は一応、英語がそこそこ話せるのですが、そういうバックボーンがあってもなおこれまでの経験から思うに、コミュニケーションに関わるビジネスをするにあたってはいろいろな国の言語が話せることよりも、横断するさまざまな業種の言葉、考え方で思考が自由に行き来できるほうが有用なことが多いのです。

 

たとえば、企業コミュニケーションの全体設計を考える場合、表現のコンセプトを開発するチームとのミーティング中に(←この会議では広告クリエイティブの言葉を話しています)、「でもそれに付随するサイトでのコンテンツ発信を考えた場合、運用体制はどうするの?」という疑問が出たら、現状サイトのCMSに関する知識を前提に体制を設計するのがスムーズですし(←そしてこの場合はWEBディレクターの言葉を話しています)、「そのときに配信メディアと見るべき指標、そしてつなぎこむDMPは?」と話が流れれば当然、データマーケの言語が話せたほうがプロジェクトが最後までブレずに綿密に設計できます。

 

で、じつはそういうときって、全員が複数の業種の言語・考え方に精通している必要はなくて、一人でいいので「ミッシングリンクを埋めてくれる人」がいるだけで全体がものすごくスムーズに整うものなのです。

 

私の前職は外資系の広告代理店だったのですが、入社当時まだあまり英語が得意でない頃に、英語ができない私と日本語ができないデザイナーとの間に立つのが「通訳」ではなく、両方の言葉を聞きながら話しながら会話をファシリテートしてくれる「ミッシングリンクさん」だったときのほうがずっと仕事が上手くいく、ということが何度もあって、その経験から、異なる業種から参加するステークホルダーが多くなるプロジェクトでの、業種を横断して話ができる「ミッシングリンクさん」の必要性に気づけた、というわけなんですけどね。

 

もちろん語学の例だけでなく、私の師匠はクリエイティブとマーケティングとアカウントの言語と思考を自由自在に行き来して発想できる方で、なおかつそれをプレゼンを受ける経営者のマインドに寸分の隙もなく置き換えて言語化することができるという方で、師匠のそのミッシングリンク(というか超絶万能な情報ハブ)が、ものすごく複雑なプロジェクトを鮮やかに設計・実行する様を何度も目にしていますので、クリエイティブ・コンサルティングの現場でももちろん有効なのは実証済みです。

 

そんな師匠の仕事を若い頃に見てしまった影響もあって、自分の話せる言語を増やそう増やそうとするうちに私のキャリアもこのサイトの冒頭にあるような変遷を遂げまして、で、いまの私は、クリエイティブ、データマーケティング、WEBディレクション、営業、経営の

 

5ヶ業種語 X 日英=10の言語で仕事ができます。